こだわりの無垢材

こだわりの無垢材

亀匠には樹齢300年以上で、直径1メートル以上ある原木を製材し、長期間天然乾燥した木材が数十種類あります。
一本の原木で柱を数十本取ったり、一部屋の化粧材を一本の木で揃えたり、数種の木を組合せて使ったりと、自分なりの特別な住まいづくりをすることが可能です。

こだわりの無垢材について

次世代に受け継いでもらえる家づくり

最近、「長期優良住宅」「100年住宅」等よく聞きますが、裏を返せば、近年の住宅は100年もたない住宅が一般的になってしまった、という事ではないでしょうか。
亀匠では、創業以来、木にこだわり、構造にこだわり、加工技術にこだわってまいりました。
その結果、亀匠標準仕様の住宅(リフォームを行い易い在来工法・木造軸組工法)で、100年以上構造がもつ住宅の建設が可能となっております。
つまり、亀匠の作った家であれば、次世代が自身の住み慣れた環境で、より安い改修費で、自身の理想の家に住むことが可能だという事を意味しています。

伝統技術の継承

伝統技術の継承

住宅の建て方は、昔と現在では大きく変わっています。
新しい住宅建材の開発、設備の普及、機械の進歩、道具の進化などによって、現在では昔に比べて、簡単に、早く、安く住宅を建てることが可能になりました。
その為、新築住宅では伝統技術の必要性が無くなりつつあります。
その結果、30年後リフォーム・メンテナンスしたいと考えていても、それが可能な職人はかなり減っているでしょう。
リフォーム・メンテナンスには、技術と経験が必要です。
潰して新しい物を組立てるのは簡単ですが、今ある建物の構造、下地、仕上げを理解し、それに合わせた施工をするのは難しいのです。
亀匠では、出来上がりの商品を組立てる職人ではなく、商品を造ることの出来る職人を育てることで、お客様に将来の安心と信頼を得られると考えています。

木造耐震技術の構造

木造耐震技術の構造

木造は地震に弱い。
これは木造住宅を造る上で、永遠の課題かもしれません。
ですが、鉄筋コンクリート造の方が地震に強い=価値が高い これは違うと思います。
亀匠では京都市指定の京町屋の耐震診断業者に選ばれており、そのノウハウを活かすと共に、独自の耐震補強策を考え、施工しています。
残念ながら、建物が出来上がると対策箇所が隠れてしまい、お客様には伝わりにくい部分ではありますが、今後、さらに向上を目指して行きたいと思います。

良いものは残す(リフォーム・改修工事時)

木材の寿命は300年とも言われています。
もっと言えば現存する世界最古の木造建築である、法隆寺西院伽藍は607年に建てられているので、1400年以上もっていることになります。
築50年、100年建っていても使える材料は多く、表面が汚れているだけで、少し削ってやれば新築時のようにきれいになります。
また、古い住宅では、今ではなかなか手に入らないような木材を使われてることもあり、新しい木材を使うより価値の高い材料を活かすことを重視しています。
リフォームで潰して、新しくするのも一つですが、古木を利用して個性ある空間を造るのも一つだと考えています。。

構造材へのこだわり

亀匠の家は、構造材に無垢材しか使用しません。
一言で無垢材といっても、材種・産地・大きさ・節・木目によって、材の特性・強度・耐久性・値段は大きく変わってきます。
亀匠では土台・柱には国産桧・台桧、梁には米松・国産杉・松を使用しています。
これは、木の特性を生かし、木造建築の材料として、最適な材を最適な箇所に使用したいと考えた結果です。
さらに、使用する材料は、亀匠の社員が1本1本直接市場に買付に行きます。
これは、木も生き物であり、一つとして同じものがないため、直接、見て確認しないと分からないからです。
人間と同じで、体型・表情も色々で、病気になる木もあります。
亀匠では、その木を見て、身が詰まっていて、まっすぐに育ち、木目のおとなしい木だけを選び購入しております。
同じようで、同じではない木にこだわることで、より価値が高く、より強度・耐久性のある家になると、考えています。

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