無垢材の良さを活かし、住む人にとって心地よい住まい、長く住み継がれる住まいづくりを目指して!

日本の気候風土で育った木材は、油部分が多く白蟻や水に強く、腐りにくい性質を持っています。特に建築用材の中で、唯一無垢材は、約200年の間硬化によって、強度が増すと言われています。
私がこの業界に入った昭和48年頃は、無垢材を使った数寄屋造りや京町家などの木造建築が、優れた『大工棟梁』と呼ばれる人々によって、つくられていました。
私の師匠は大工棟梁であった祖父と父です。その二人の棟梁から、木材の製材や天然乾燥の技術、京都の伝統的な技法や工法を学びました。当時、二人が建てた住宅を当社の窓越しに見ることができます。大正と昭和の建物ですが、今も廻りの建物と比較して遜色なく、次の世代まで十分住み続けられる住宅です。

「国産の木材の普及」と次世代を担う職人の「伝統技術の継承」を心に。

近年の棟梁たちも、「素材」特に木・土などの性質を吟味して、適材適所に用いた建築をすることの大切さを教えています。 当社においても「素材」を大切にして、京都の「伝統技術」を土台に、現在の優れた建築用材や工法を積極的に取り入れ、「手を抜かない」をモットーに、「安全と安心とやすらぎ」を与える住まいを、提供し続けて行きたいと思っています。 「国産の木材の普及」と、次世代を担う職人の「伝統技術の継承」を心に、世代を超えて長く住み継がれる価値のある住まいづくりを目指します。

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